須賀川地方ユネスコ協会(八木沼智惠子会長)の第37回ユネスコ世界平和作文コンクール入賞作品が17日に発表され、最高賞の日本ユネスコ協会連盟会長賞は吉田心埜さん(仁井田小6年)の「笑顔をつくる第一歩」と荻野瑞雪さん(大東中2年)の「笑顔がつなぐ笑顔」が選ばれた。
身近な課題を通して国際理解と世界平和への意識を高めるとともに、ユネスコ精神の普及と啓発を図るため毎年小学5、6年生と中学生から作文を募集している。
今年度は2036点(小学校1230点、中学校806点)の応募があった。
コロナ禍で24日に予定していた表彰式は中止し、賞状は各学校を通して贈る。
会長賞の吉田さんと荻野さんの作文朗読は、3月3、10、17、24の4日間、午前11時半からウルトラFMのすかがわシティインフォメーションで放送する。
特別賞は次の通り(優秀賞は紙面のみ掲載)。
◇特別賞▽日本ユネスコ協会連盟会長賞=吉田心埜(仁井田小6年)「笑顔をつくる第一歩」、荻野瑞雪(大東中2年)「笑顔がつなぐ笑顔」▽県ユネスコ連絡協議会長賞=熊谷瞳月(大東小5年)「自奉楽を守り続けていくために」、柳沼暖佳(岩瀬中2年)「過去をくり返さない」▽須賀川市長賞=尾形結彩(仁井田小5年)「未来にあいさつを」、鈴木亜月(須賀川二中2年)「海洋生物との共存」▽岩瀬地方町村会長賞=渡部瑠依(鏡石一小5年)「平和のために何ができるか」、相樂真梨子(岩瀬中2年)「SDGsから一歩を」▽須賀川市教育長賞=佐久間大樹(小塩江小6年)「差別をなくして人権を守る」、今野結奈(須賀川二中2年)「届いて行け、平和」▽ユネスコ協会長賞=石塚絆那(大里小6年)「私の夢」、溝口悠真(義務教育学校稲田学園8年)「平和のとりで」