オンラインで開いたネットワークセミナー
須賀川市企業間ネットワークセミナー2022は21日、23社7団体48人が参加して、コロナ禍で昨年に引き続きZoomを活用したオンラインで実施した。
市内外の企業間ネットワークを拡大し地域産業の活性化を図るため、情報発信や企業間連携による研究開発、取引拡大などのきっかけづくりのため毎年開いている。
今回はコロナ禍で中小企業・小規模事業者が事業継続や雇用維持、人材確保、事業承継など苦慮する中で、ニューノーマル、DX、SDGs、サプライチェーン、働き方改革など変革を求められる企業経営と組織の在り方などの課題に応えるべく、講師に中小企業基盤整備機構東北本部中小企業アドバイザーの鈴木たすくさんらを迎えた。
橋本克也市長があいさつし、新年度はアフターコロナを見据え、プレミアム付商品券発行、事業者課題解決アドバイザー支援、IT導入等補助などの支援事業を予定していると説明し、「本日の講演が今後の企業活動や新たな事業展開に向けた一助となりますことをご期待申し上げます」と述べた。
講演は「アフターコロナに向けた企業経営」をテーマに、鈴木さんをはじめ、県よろず支援拠点チーフコーディネーターの木村俊朗さんと東北経済産業局県サポーター副チーム長の酒井桂さんがそれぞれの所属団体や支援策について説明した。