県建築文化賞正賞を受賞
須賀川市中心市街地の拠点複合施設、市民交流センターtetteは第37回県建築文化賞最高賞の正賞を受賞し、表彰式が25日、郡山合同庁舎仮設庁舎で行われた。
県、県建設業協会、県建築士会、福島民報社主催。昭和57年に創設し、環境に調和し景観上優れた建築物をたたえてきた。今回は63件の応募があった。
表彰式で宗像誠也県中建設事務所長と芳見弘一福島民報社長が建築主の橋本克也市長に賞状とブロンズレリーフを贈呈した。
主催者を代表して芳見社長は「tetteは震災から復興し新たな挑戦を続けている須賀川市のシンボルとなっている」と述べ、関係者に敬意を表した。
tetteは石本・畝森特定設計共同企業体設計、三井住友・三柏特定建設工事共同企業体施工で平成31年1月11日にオープンした。中央図書館をメーンに、円谷英二ミュージアムや屋内こども遊び場(わいわいパーク)、各種貸室、たいまつ・でんぜんホールなどを内包する市初の複合施設で、設計段階から市民ワークショップを複数繰り返し、これまでも多くの建築関連表彰を受賞してきた。
連日多くの来館者が市内外から足を運び、昨年12月には来館150万人を達成した。