本田さんに委嘱状 鏡石町3人目の地域おこし協力隊

地域振興

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    地域おこし協力隊の本田さん

 鏡石町地域おこし協力隊委嘱状交付式は1日、町役場で行われた。同町3人目の協力隊となる本田博之さん(53)=埼玉県戸田市=はナタネから搾油する「かがみいし油田計画」に取り組む。
 「油田計画」は、町内の耕作放棄地にナタネを作付けして景観形成を図るとともに、搾油した商品の販売、町内農業者や岩瀬農業高生との関係づくり、田んぼアート事業の振興などが主な業務で、本田さんは「自分のベストを尽くして、町のコミュニティに積極的に関わっていきたい」と意気込んでいる。
 地域おこし協力隊は地域ブランドや地場商品の開発、販売、PRなどの支援や農林水産業への従事、住民支援などの協力活動を通して、都市部から地方への定住・定着を図る取り組み。
 鏡石町では今年1月から町産農産物の6次化商品開発や情報発信を図るため、小柳拓未さん(23)・比呂さん(同)夫妻を協力隊として採用し活動をスタートさせている。