(岩瀬農業) (須賀川創英館) (須賀川桐陽) (清陵情報)
県立高校前期選抜試験の合格発表が14日正午過ぎから各校で行われ、受験勉強を乗り越えた生徒や保護者が喜びを分かち合った。須賀川・岩瀬地方4校(須賀川創英館、須賀川桐陽、清陵情報、岩瀬農業)では、13学科で計795人の合格を発表した。
今年は管内4校の前期選抜定員960人に対し、特色171人、一般649人の計820人が挑んだ。
各校は新型コロナウイルス対策として複数の掲示板を用意し、受験生や保護者もマスク姿で会場に集まった。
笑顔で会話しながらも、時折緊張した表情を見せ、合否発表の時間を待った。
正午となり各校の担当者が結果が書かれた紙を手に掲示板に現れると受験生らは息を飲み、自分や友人の番号を探した。見つけると指を指して目を見開き、肩を組んだり抱き合ったりして喜びをぶつけ合っていた。
また安心したように息を吐き、スマートフォンで番号を撮影する保護者の姿も見られた。
定員に満たなかった学科では後期選抜を実施する。出願は合格発表翌日の15、16の両日に受け付け、22日に検査や面接、23日午後3時以降に出願先高校で合格発表する。
須賀川・岩瀬地方4校の合格者数は次の通り(カッコ内は定員)。
◇須賀川創英館▽普通科=190人(240人)
◇須賀川桐陽▽普通科=189人(200人)▽数理科学科=22人(40人)
◇清陵情報▽情報電子科=40人(40人)▽電子機械科=63人(80人)▽情報処理科=68人(80人)▽情報会計科=24人(40人)
◇岩瀬農業(定員は各科40人)▽ヒューマンビジネス科=40人▽生物生産科=39人▽園芸科学科=27人▽環境工学科=25人▽食品科学科=30人▽アグリビジネス科=38人