協力した菅野さん、安田さん、鈴木(美)さん、 鈴木(裕)さん(左から)
須賀川一小6年で同校マーチングバンド部を卒団する安田結菜さん、菅野美香さん、鈴木美心さん、鈴木裕実佳さんは12日、病気や事故などで髪の毛を失った患者に髪の毛を寄付するヘアドネーションに協力した。
マーチングバンド部卒団に合わせて、伸ばしていた髪の毛を切るという伝統があり、それに合わせてヘアドネーションへの寄付を思い立ち今回の協力につながった。
須賀川ライオンズクラブ(吉田敬一会長)は協力に感謝し12日同校を訪れ、4人に感謝状を贈った。大柿貞雄幹事、ヘアドネーション担当の西牧キミヨFWT委員長らが同席した。
4人は「マーチングのために一生懸命伸ばしていた髪の毛が、誰かのために役に立てばいいなあと思い、その思いも一緒に届いて病気に負けずに頑張ってほしいです」と話した。
須賀川ライオンズクラブは地域の理容店や美容室、小中学校に協力を要請し、病気や事故で髪の毛を失った子どもたちのウィッグを作るためヘアドネーションに協力を求めている。問い合わせは商工会議所内の事務局(℡76―2124)まで。