須賀川市公共施設被害は53施設 2022県沖地震、道路は8カ所

災害(地震、火災、水害等)行政

 須賀川市は16日深夜に発生した県沖を震源とした地震被害について17日午前11時時点までの被害状況をまとめ、同日午後5時に発表した。公共施設被害は53施設にまで広がり、道路等被害は8カ所、農業施設3カ所、下水道施設2カ所報告されている。
 被害を受けた公共施設のうちtetteと中央図書館は当面休館、長沼・岩瀬両図書館、市立博物館、歴史民俗資料館、すかがわ観光物産館flattoは18日から再開した。
 17日付既報分を除いた被災施設は、学校施設が須賀川二小、須賀川三小、阿武隈小、仁井田小、柏城小、大東小、白方小、白江小、須賀川一中、須賀川三中、小塩江中、仁井田中、岩瀬中。保育所・福祉施設は芦田塚小規模作業所と市老人福祉センター。文化施設は市立博物館、歴史民俗資料館、牡丹会館。
 社会教育施設は中央・長沼・岩瀬各図書館、武道館、並木町運動場、西袋地域体育館、東・西袋・仁井田・大東・岩瀬各公民館。その他施設として長沼保健センター、労働福祉会館、市民温泉、福島交通長沼車庫・水防倉庫、旧岩瀬保育所、旧産業会館。
 道路被害は落石3カ所(深渡戸、上小山田、大栗)、道路段差1カ所(大栗)、道路ひび割れ2カ所(袋田、勢至堂)、土蔵壁崩落(袋田)、石蔵壁崩落(柱田)。農業施設はため池等土手亀裂(桙衝、大久保)、同洪水吐破損(小作田)。下水道施設は農業集落排水施設管路埋設箇所道路沈下2カ所(深渡戸、守屋)。
 市の地震関係情報は市ラインからメニュー「くらし・手続き」などから市ホームページ掲載の緊急情報「令和4年3月16日に発生した地震に関する情報」コーナーから最新情報を取得できる。

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