鏡石町観光協会が解散し「振興公社」に

行政観光議会

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    新組織設立後の解散を正式決定した臨時総会

 鏡石町観光協会臨時総会は18日、町図書館で開かれた。今年6月に新しく設立する「一般社団法人かがみいし振興公社」へ組織移行するため、町観光協会の解散を議決した。正式な解散は公社設立日。
 町観光協会はまちの駅「かんかんてらす」運営事業や6次化商品開発などを担い、田んぼアート実行委員会とも連携して特色ある観光スポット創出にも寄与している。
 一方で消費者ニーズの多様化・高度化、農業従事者の高齢化や後継者不足などにより、今まで以上に町観光振興を一層強化する必要に迫られていた。
 「かんかんてらす」は開設以来町内外に広く浸透し、コロナ禍の影響をある中で、昨年度は年間2000万円を超える売り上げを計上するなど、さらなる発展を期待できるが、任意団体である同協会の運営では販売活動が一部制限されるなどの課題もあった。
 これまでの状況を踏まえ、協会法人化と組織確立、さらなる町観光振興を目指し、2度の準備委員会を開くなどして検討を重ね、まちづくり推進を担う基幹法人としての「かがみいし振興公社」設立を決めた。
 さらなる発展に向けて、夢みなみ農協、かがみいしスポーツクラブ、岩瀬農業高との連携強化を図る。事務所は町が管理する空きスペース(旧笠石収出荷所など)の確保を検討する。
 法人化後の組織は、イベント企画・運営を担う「商工観光部」、かがみいし油田計画や遊休農地対策を担当する「農政部」、かんかんてらす・食品加工所の管理運営や6次化商品販売をする「まちの駅部」で構成し、現会員39人をそのまま引き継ぎ、農業関係者を含む50人程度を目指す。
 臨時総会は協会解散決議のほか、コロナ禍で活動制限されたが、牧場のあーさーグッズ販売などの繰越金で事業費が賄えるため、令和3年度会費の無徴収も決めた。