市文化センターで行われている鯉のぼり修繕作業
須賀川市の子どもたちの健やかな成長を願い、今年も「釈迦堂川鯉のぼり掲揚」は4月8日から5月9日まで、須賀川アリーナ南側のふれあいロードで実施する。市民を中心に寄付された約420匹の鯉のぼりが3列になって川の上空を元気いっぱい泳ぐ。
5月5日の「こどもの日」を中心に釈迦堂川上空に鯉のぼりを掲揚する昭和62年から毎年続く春の須賀川を代表するイベントの一つ。
ふれあいロード両岸に咲くサクラ並木との共演は多くの市民が観覧に足を運び、市外からも写真愛好家や親子連れらがピクニック気分で花見を楽しむ姿が多く見られる。
今年も市内子ども施設に真っ白な鯉のぼりへの絵付けを依頼し、4月18日から24日はtetteでんぜんホールに展示、26日から5月9日は釈迦堂川掲揚に仲間入りする。
なお掲揚する鯉のぼりは多くの市民らから寄贈されたものが中心で、31日まで市文化センターで修繕作業をし、万全の準備を整えている。作業員らは元気に青空を泳ぐ姿を多くの観覧者が楽しめるよう、口金部分や全体のほころびなどを入念に確認していた。