白地に校章を入れた真新しい校旗
須賀川創英館高開校に先立ち、28日に校旗が完成した。青緑系のスクールカラー「碧色」で描かれた校章はまぶしく、白地の背景がその真新しさを鮮明に際立たせる。
大きさは高さ78㌢、幅117㌢と一般的な校旗よりやや大型。校章と「福島県立須賀川創英館高等学校」の文字、校名の英語表記を記した。竿頭には真鍮製の校章が輝く。
デザインは須賀川創英館ならではの個性や新しさ、シンプルに本質を捉え、5年10年経っても意味が変わらない普遍性などを重視したという。
校章は須賀川・長沼両校の校訓を、須賀川市の花「牡丹」、旧長沼町の花「やまゆり」の各3枚の花びらで象徴し、中心に「創英」の文字を配置して、統合校の新たな学びで生徒たちの能力が花開く様子が表現されている。また「創」「英」の文字をつなげることで、生徒たちが互いに支え合い、仲間とともに成長する姿をイメージしている。
スクールカラー「碧色」は、両校のスクールカラーに共通する青緑色を引き継ぎながら、未来にかけ進む若々しさを象徴する「水色」をかけ合わせた。
一般生徒には開校式や入学式で披露し、今後様々な行事で同校のシンボルとして伝統を刻むことになる。
このほか校門前のプレートや玄関前の校章など一新し、4月11日の開校式に向け着々と準備が進む。
なお、これまでの両校の校旗を含めた伝統の品々は校内に飾られる予定である。