見守り強化や街頭広報活動 15日まで春の全国交通安全運動

交通警察

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    啓発資料を渡し交通安全を呼びかける大木会長
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    パトロールに出動する白バイ
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    ハンドプレートでルール・マナーの徹底を呼びかけ

 県などが主唱する春の全国交通安全運動は6日から一斉にスタートした。須賀川署や交通関係団体は5日、出動式や街頭広報キャンペーンを展開し、登下校に慣れない新入児童をはじめとする子どもたちが安全に過ごせる街づくりを目指し、ドライバーに理解と協力を呼びかけている。
 全国交通安全運動は「自転車も ルールを守る ドライバー」をスローガンに、15日まで10日間にわたり全県一円で展開する。
 交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、市民自身の道路交通環境改善に向けた取り組みを推進し、交通事故防止の徹底を図ることが目的。
 重点事項に①子どもをはじめとする歩行者の安全確保②歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上③自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保―3つを掲げる。
 須賀川署の出動式は同署前で行われ、赤松正広署長が署員と交通機動隊員15人に運動の重点など説明し、「新学期が始まる中、横断歩道などの安全確保や通学路の取り締まり強化などにより児童生徒の安全を守り、住民の不安を除去してほしい」と訓示した。
 大越博夫交通課長が出動申告し、パトカー5台、白バイ2台が地域のパトロールに繰り出した。
 街頭広報活動は同日、リオンドール須賀川東店で行われ、市交通対策協議会、地区交通安全協会、交通安全母の会、交通教育専門員、須賀川署員等の約40人が買い物客に啓発資料を配布し、横断歩道等での歩行者優先意識の再認識と徹底を促した。
 活動に先立ち赤松署長や大木正弘会長らが「新入生や高齢者等の歩行者を守るため、ドライバーに交通ルール・マナーの遵守やゆとりを持った運転など呼びかけてほしい」とあいさつした。
 また同店東側にある東部環状線の歩道に並び、ハンドプレートで運転中の携帯電話操作の禁止や全席シートベルト着用などをドライバーに訴えた。
 運動期間中はこのほか、登下校時の見守り活動や須賀川署の交通取り締まりの強化などで悲惨な事故を防げるよう活動する。

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