鉢花プレゼントは抽選方式 開園の15日朝に券配布 須賀川牡丹園

イベント観光

 須賀川牡丹園は毎年有料開園スタートに合わせた開園式当日に先着順で来園者に牡丹鉢花をプレゼントしてきたが、今年は午前6時からの抽選方式に変更する。15日午前6時から正面玄関前で来園者に抽選券を配布し、午前9時前に当選者を決める。
 コロナ禍で早朝から行列ができ、順番を待つ来園者の密状況を避けるなどの目的で、今年から新方式への変更を決めた。
 今年の牡丹園は15日午前8時半から園内牡丹稲荷神社で安全祈願祭を催し、午前9時から11年ぶりの屋根の茅葺き替えを終えた正面玄関で開園式を行う。
 須賀川牡丹園は昭和7年に全国唯一の国指定名勝に選ばれ今年で90年を迎えた。
 約10㌶の敷地内に樹齢200年を超える古木や中国洛陽市から贈られた貴重な品種、須賀川オリジナル種「須賀川の微笑(ほほえみ)」など290種7000株が咲き競う。
 牡丹園保勝会関係者の話では、今シーズンの見頃は4月下旬から大型連休にかけてとみている。
 今年も園内イベント広場では、市民有志団体らのステージ発表が29日から5月4日までの日曜・祝日に披露される。
 5月5日はこどもの日と須賀川市・M78星雲光の国姉妹都市提携記念でウルトラマン撮影会を予定し、参加申し込みはイベント告知チラシのQRコードから受け付ける。

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