須賀川市内小学校の交通安全鼓笛パレード 3年ぶりに5月開催へ準備 GW前後に可否判断

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    鼓笛パレード実施に向けて協議する関係者

 須賀川市内全16小学校の児童約800人が鼓笛演奏をまちなかで披露し、市内一円に事故防止を呼びかける「交通安全鼓笛パレード」は今年度、3年ぶりの実施に向けて準備を進めている。12日、学校関係者らによる実行委員会が市役所で開かれ、野原光弘市教委学校教育課長は「皆さんの英知と臨機応変さでご助力いただき、実施に向けて前向きに検討していきたい」と述べた。
 交通安全鼓笛パレードは、市民に交通安全を呼びかけ、事故の絶無に寄与するとともに、参加児童の交通安全意識の高揚を図ることが目的で、コロナ流行前は毎年5月第3水曜日に、市内交通関係団体の協力を得て、上北町集会所前から松明通り、tette前を経由して、本町交差点まで約1・1㌔の距離を鼓笛行進してきた。
 沿道には保護者だけでなく、近隣住民ら多くの市民が子どもたちの頑張る姿をひと目見ようと足を運んできたが、コロナ禍で密状態を避ける、演奏時にはマスクを外さざるを得ないなどの課題が問題視され、2年連続で中止を余儀なくされてきた。
 今年は子どもたちや保護者からも実施を期待する声が上がり、なんとか再開したいとの思いがある中で、野原課長は今年に入ってからの市内感染急拡大を懸念し、「実施に対する迷いはある。また中止が続いたことでノウハウの引き継ぎにも不安はあるが、実施を前向きに検討したい」とあいさつし、理解と協力を呼びかけ、出席した関係者らは前向きに受け止め協議を進めた。
 今年の鼓笛パレードが例年通り実施出来た場合は、開催日は5月18日、午後2時から須賀川二小校庭で開会式、同2時半に出発式とテープカットを行う。コースは上北町集会所前から本町交差点まで従来通りのコースを予定している。
 ただし「感染状況が一定の落ち着きを取り戻したら」の前提条件を満たした場合の開催であり、現在の感染状況では「開催は難しい」のではとする意見が出され、市教委による開催の可否や延期の判断は今月下旬の状況から判断し、大型連休前後の発表が見込まれる。
 現在、予定通り開催出来た場合でも、コースや演奏時間の短縮なども検討課題に上がっており、市教委は可能な限り3年ぶりの実施成功に向けた準備を進める考えである。