大桑原つつじ園24日開園 1万株の花々が次々と

文化観光

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    ポスターを持参し開園をPRする渡辺代表取締役

 須賀川市の観光名勝・大桑原つつじ園(渡辺久記取締役社長)は24日午前8時半から開園する。今年もコロナの影響で園内での飲食は遠慮するよう呼びかけ、売店なども縮小する。安全祈願祭は園内の八幡神社で27日午前10時から行われる。
 渡辺取締役社長は13日、市役所を訪れ、橋本克也市長、安藤基寛副市長にポスターを手渡し、「ツツジの開花は平年よりも3日くらい早く、見頃はゴールデンウイーク前半頃で、山全体が赤い花に包まれることで絶景となり、毎年人気を呼んでいます。色も濃く、見応えのあるツツジやシャクナゲ、シャクヤクなどを見ることができると思います」と開園をPRした。
 橋本市長は「多くの種類の花を観覧することは癒しとなり、観光で牡丹園との相乗効果も期待できますね」と開園を祝った。
 園内の300年を超える江戸錦の古木もあり、約2万坪の広さに約100種3500株のツツジが咲き誇り、シャクナゲ2500株、シャクヤク3000株、その他の花々など合わせて、約1万株がこれから次々と開花を迎える。6月上旬まで多彩な種類の花のコントラストを楽しむことが出来きる。庭園の中は歩きやすく整備され、のんびりと散策できる。ツツジ、シャクナゲ、シャクヤクなどの苗木も購入できる。
 なお新型コロナ感染防止のため、マスク着用、設置したアルコール消毒液の利用を呼びかける。
 開園当初の入園料は割引料金で、通常は大人600円(中学生以上)、小学生以下は無料。営業時間は午前8時半から午後5時まで。
 問い合わせは同つつじ園(℡ 0248-76-5857 )まで。