花を見て心に潤いとエネルギーを 牡丹園有料公開スタート 促成牡丹が来園者お出迎え

文化観光

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    雨に濡れる促成牡丹を楽しむ来園者たち
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    正面入り口前で開園式でテープカット

 樹齢200年を超える古木などが代表的な290種7000株の牡丹が咲き競う須賀川牡丹園の開園式は15日、雨模様の中、関係者ら約40人が参列して11年ぶりに屋根のカヤを葺き替えたばかりの正面入り口で行われた。今年は同日から5月31日まで有料公開する。
 須賀川牡丹園は江戸時代に薬種商の現在の宝塚市から牡丹苗を持ち帰り植えてから256年の歴史を持つ。
 須賀川市民が誇る牡丹はもとより、現在は園内でチューリップ、シバザクラ、サクラが見頃を迎え、雨に濡れたツボミがわずかに色づき始めている。開園式に合わせた促成牡丹も美しい大輪で来園者を出迎えた。
 今年の見頃は今月下旬頃から最盛期を迎える見込みで、ほかにもサクラソウやシロフジなど様々な花が咲き競い、大型連休中は市民有志団体らによるステージ発表などを予定している。
 開園式で柳沼直三保勝会理事長は「まもなく牡丹が咲き誇る須賀川が最も美しく輝く季節を迎えます。牡丹園は今年で256年目を迎え、大型連休中は野外ステージ発表などでおもてなしいたします。今年も樹齢200年を迎える古木やオリジナルの『須賀川の微笑』や『希望の光』などもお楽しみいただけます。これからも須賀川の宝として、次の世代に受け継いでいけるよう、なお一層取り組んでまいります」とあいさつした。
 来賓の橋本克也市長は「今年も牡丹園をはじめ市内各所で牡丹花が咲き競う季節となりました。震災や台風、度重なる地震、コロナなど続いていますが、花を見て心に潤いとエネルギーを与えられるようたくさんの花を愛でていただきたいと思います」と祝辞を述べた。
 牡丹キャンペーンクルーの有我くららさんと渡部菜月さんの介添で、柳沼理事長、橋本市長、渡邉達雄市観光物産振興協会長、安藤基寛保勝会専務理事、柳沼御三家代表の柳沼陸也さんがテープカットを行った。
 今年の牡丹園は全国唯一の国指定名勝指定90年、昨年宇宙ステーションから帰還した宇宙牡丹(仮)の発芽など話題が目白押しで、5月5日には市・M78星雲光の国姉妹都市提携記念のウルトラマン写真撮影会を開催する。
 毎年恒例の園遊会はコロナ感染状況をみながら、5月6日午前10時からイベント広場で開かれる。