お点前を披露する会員たち 和琴の演奏体験する来場者 祝舞を披露する花柳会長 多団体のコラボ演奏を披露したステージ
須賀川市文化団体連絡協議会創立50周年記念事業第1幕「春の饗宴」は17日、市文化センターで茶道お点前実演や和楽器体験型展示、コラボステージ演奏など日頃の活動成果を披露した。
市文団連は昭和46年に各文化団体相互の連絡連携を図り、地域の芸術文化振興を図る目的で昭和46年に創立した。現在は21団体が加盟し、文化フォーラムや研修視察を実施している。
近年はコロナ禍で各団体の活動も制限され、発表会や展示会なども機会が激減する中で、創立半世紀を記念して加盟団体の活動が記念事業を冠し開催していく。
「春の饗宴」は須賀川茶道連合会、須賀川吹奏楽団、須賀川三曲会、須賀川市大正琴各流派連合会(琴城会)、須賀川舞踊協会、須賀川合同民謡会、女声合唱団「すかがわ」が参加した。
午前中はエントランスホールで茶道お点前実演、ロビーコンサート、和楽器体験型展示を企画し、お点前披露は表千家、裏千家、方円流が一釜ずつ用意して、見事な作法を来場者に見せていた。
午後のオープニングセレモニーで杉岡一郎市文団連会長は「現在は市内で文化振興活動に寄与する21団体が加盟して、それぞれの分野で活躍しています。感動や喜びは日常生活の中で必要不可欠なものです。ぜひ、この機会に各団体の活動を知ってください」とあいさつし、来賓の橋本克也市長、玄葉光一郎代議士が祝辞を述べた。
創立50周年をお祝いして、花柳貴美奈代須賀川舞踊協会長が祝舞「寿」を披露して花を添えた。
メインステージは出演団体のコラボ演奏などを披露し、団体の垣根を超えた見事な舞台に来場者から大きな拍手が送られていた。
なお創立50周年記念事業第2幕「十七文字のふれあい」は5月15日、風流のはじめ館で開かれる。午前は桔槹吟社の「初めての俳句講座」、午後は須賀川川柳会の「川柳初心者講座」を実施し、同10日まで俳句15人、川柳30人の参加を受け付けている。
問い合わせは市文化振興課内の事務局(℡ 0248-88-9172 )まで。