福島空港の昨年度利用者数9万7250人

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 県は18日、令和3年度の福島空港利用状況を発表した。利用者数は合計9万7250人(搭乗率44・1%)で、前年度比2万8895人、42・3%増と回復傾向がみられたが、コロナ前の令和元年度と比較すると16万2471人、62・6%減と依然として厳しい状況が続いている。
 これまで空港の年間利用者数は平成11年に最多の75万7625人を記録し、日本航空の撤退や東日本大震災が発生してからは概ね25万人前後で推移していた。
 前年度は新型コロナの影響で、国内定期路線の運休や減便が続いた上、好評だった国際チャーター便も中止となるなどして、年間利用者数は6万8355人と開港以来最低を記録した。
 令和3年度も国内定期路線の運休・減便は続いたが、10月から一部の日を除き全便運航となり、7月16日から11月末までアイベックスが期間限定で札幌便を毎日1往復したことや、国内チャーター便も九州、沖縄などに計38便運航するなどして、前年度より利用者数が増加した。
 しかし依然として国内定期路線はコロナ禍前より少ない利用者数で推移しており、国際チャーター便は運航がない状況が続いている。
 定期路線を行き先別でみると、札幌路線は795便運航し2万2256人が利用した(前年度比402便1万59人増)。搭乗率は38・5%(同1・7ポイント増)。
 大阪路線は2195便運航し7万2991人(同711便1万8817人増)。搭乗率は46・1%(同0・8ポイント減)。
 チャーター便は38便運航し1806人(同14便230人増)。搭乗率は56・6%(同21・6ポイント減)。
 このほか3月16日に発生した県沖地震により東北新幹線が一部区間で運転を見合わせたことに伴い、同月17日と20日から24日まで計6日間、羽田―福島間の臨時便14便運航し、197人が利用した。搭乗率は8・5%だった。