今年も新名称検討し開催へ 夏か秋、市内複数箇所を会場に 須賀川市釈迦堂川花火大会

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    今年の開催も確認した実行委員会

 須賀川市釈迦堂川花火大会の今年度第1回実行委員会は20日、関係者ら約40人が参加して市役所で開かれた。今年の花火大会もコロナ感染拡大防止を念頭に、観覧者の密集を避けながら、時間短縮、市内複数箇所での打ち上げ、有料観覧席は設けないなど昨年同様の形式で夏か秋の開催を確認した。
 釈迦堂川花火大会はコロナ禍前まで毎年8月第3土曜日に市民スポーツ広場で打ち上げ、市内外から30万人を超える観覧者が足を運ぶ、県を代表する夏の一大イベントとして人気を集めている。
 コロナ禍においても須賀川青年会議所や糸井火工などが様々な工夫を凝らして花火大会を実施し、ふさぎがちな市民に感動と笑顔を与えた。希望と活力につながることから、市と実行委員会も昨年は頑張っている市民と医療従事者にエールを送るため、昨年10月2日に「届けエール 元気が出る花火」を開催した。
 12月の実行委員会で、「今年は第42回釈迦堂川花火大会(通常に近い形式)開催を目指す」の承認を得ていたが、今年に入り市内の感染者数がこれまで以上に急増し、今後の見通しが立たないことから、昨年に準ずる形式での実施を確認した。
 今年の花火大会はコロナで市民に生活環境が制限されている中で、夜空を彩る花火の力で明るい未来を照らすとともに、早期収束を祈願して「全ての市民へ笑顔と元気を届ける」ために、新名称も検討する。
 新しい花火大会は、開催時間短縮、市内複数箇所(場所非公表)での打ち上げ、有料観客席、観覧者用駐車場、仮設トイレなどはなし、露店出店要請なし、協賛金を募集せず、市観光物産振興協会補助金と前年度繰越金のみで実施する。
 打ち上げ場所は保安区域設定などが可能な場所を選定するが、決定までの協議により現段階での開催時期は明確に決まっていない。夏か秋の開催を目指す。
 実行委員会で橋本克也市長は「夏の風物詩として市民の皆さんに親しまれている花火大会は県下有数のイベントであります。現在市内は学校や児童施設でのクラスターが発生し、高止まりが続いています。人口10万人にあたりの感染者数も県内上位となるなど危機的状況であり、市民の皆さんには基本的な感染拡大防止対策の徹底をお願いしています」とあいさつで注意喚起した。
 実行委員会は打ち上げ箇所の選定などを進め、開催時期の見込みが立ち次第、次回実行委員会を早急に開いて準備を本格化させる。