ほころび始めた洛陽市寄贈の牡丹
須賀川牡丹園290種7000株の牡丹は開花が待ち望まれているが、中国洛陽市から寄贈された牡丹1株のつぼみが21日、ほころび始めている。大型連休にかけて20度前後の陽気が続くとする週間予報もあり、今月下旬からの開花が期待される。
平成12年11月24日に7種類50株の寄贈された洛陽市寄贈の牡丹は園内中央に位置し、近くには東北のミケランジェロと称される石工小松寅吉作の狛犬一対がある。
さわやかな春風が吹く21日は園内のシバザクラやヤエザクラ、チューリップなどが見頃を迎え、牡丹稲荷神社近くのミズバショウはかろうじて楽しめる。
牡丹のつぼみの多くはまだ固く見え、早咲き種のいくつかは大きく膨らみ色づき始めた木も確認された。洛陽市寄贈牡丹は比較的つぼみが大きく、1株は紅の牡丹色の花弁を見せるほどほころび始めている。
今シーズンの須賀川牡丹園の有料時期は開花時期に合わせるため、現段階では未定。