大武姉妹が市長に報告 全国小学生ソフトテニス準優勝

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    準優勝を報告した夢菜さん・姫菜さん(左から)

 第21回全国小学生ソフトテニス大会女子の部で準優勝した西袋一小6年の大武姫菜さん・夢菜さん姉妹(二本松ジュニア)と母百合さんは21日、市役所を訪れ、橋本克也市長に大会の感想や次の目標などを語った。
 大会は3月30、31の両日、千葉県白子町サニーコートなどで行われ、各都道府県を代表する約720人が実力をぶつけ合った。
 大武姉妹は姫菜さんが左利き、夢菜さんが右利きでそれぞれの特長を活かしたショットや、言葉にせずとも通じ合う姉妹のコンビプレー、足を使った粘り強さなどで、これまでも全国の強豪とわたり合ってきた。
 大会では今春から中学生になった当時6年生のトッププレーヤーにも打ち勝って決勝まで進み、優勝は惜しくも逃したが、大活躍をみせた(詳細既報)。
 姫菜さんは「優勝を目指していましたが、全国大会なので入賞は難しいかもしれないという気持ちもありました。なので悔しかったですが、うれしさも大きかったです」、夢菜さんは「1位を目指してこれまで頑張ってきたので、準優勝は悔し涙が出ましたが、この悔しさをバネにもっと強くなれるよう頑張りたいです」とそれぞれ笑顔で話した。
 橋本市長は「悔しさもあると思いますが、素晴らしい成績でうれしく思います。きっとまた良い報告をしにきてくれると期待しています」とたたえた。
 2人は今月30日に福島市あづま総合運動公園テニスコートで行われる県小学生ソフトテニス選手権大会に出場し、大会連覇と全国大会の出場権獲得を目指す。
 また今回準優勝したことで、9月17日から広島市で行われるジュニアオリンピックの挑戦権も得た。
 今年度から小学校最高学年となった姉妹のさらなる活躍に注目が集まる。