湯本小で絶滅危惧種や希少生物の観察

その他教育

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    ヤコウタケ保全に力を貸す子どもたち

 湯本小の森林環境学習は28日、湯本森・里研究所の星昇代表、岩崎雄輔さんを講師に迎え、地区内に生息する絶滅危惧種や希少種を観察し、生物多様性を保全する意義について学んだ。
 湯本ならではの自然環境を学ぶ「愛心村を育むふるさと教育」の一環で、今年度は「湯本地区の絶滅危惧種を調べる」をテーマに森林環境学習をする。
 地区内にはこれまで57種の絶滅危惧種(環境省、県指定)が確認されている。
 星代表らは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、15「陸の豊かさも守ろう」などとの関わりも説明しながら、自然環境を守る大切さを伝えた。
 その後、実際に森林へ足を運び、環境省・県準絶滅危惧指定のトウホクサンショウウオの卵のうを見つけ、産卵場所である水路の環境の特徴を教えた。
 また県絶滅危惧Ⅰ類指定のヤコウタケの保全活動に手を貸した。
 ヤコウタケは東北で2カ所、県内では湯本地区が唯一の生息場所である。毎年発生していた朽木が砂防ダム工事の作業道にあたってしまったため、昨年同研究所が保全のため移動していたが、今回、子どもたちとともに、以前の環境とより近い場所に再度移動させた。
 キノコが発生する7月には観察会も予定している。
 最後に今回観察した希少種を守るため、自分たちにできることを話し合い、地域や自然環境への理解と関心を深めた。

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