増子君が大会記録を大幅更新 中体連岩瀬支部陸上大会

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    トラックを独走する増子君

 県陸上界期待の新星である増子陽太君(鏡石中3年)は18日、鏡石町鳥見山陸上競技場で行われた第54回県中学校体育連盟岩瀬支部陸上競技大会の男子3000㍍に挑み、大会記録を40秒27更新する8分31秒00で優勝した。県の中学生記録である遠藤日向選手(住友電工、郡山四中卒)の8分31秒26、須賀川市出身の相澤晃選手(旭化成、長沼中卒)が全国大会で出した8分50秒20を上回る記録であり、関係者を驚かせている。(※県の公式記録には残らない大会のため、県記録更新とはならない)
 同種目には須賀川・岩瀬地域の中学生13人が出場した。
 競技は午後2時過ぎに行われ、日差しが強く、日陰以外では気温以上の暑さが感じられた。
 増子君は序盤から独走し、黙々と自分の設定ペースを走り続けた。他校の選手や関係者らが息を飲む中、400㍍トラック1周70秒を切るペースで快走し、ゴールすると腕時計で自らのタイムを確かめた。
 レースを終え、阿武隈時報社の取材に対し「目標は8分20秒台だったので、言い訳になってしまいますが、暑さやコンディションでベストを出しきれなかったです」と満足しない様子をにじませた。自身のベストである鏡石町の記録会で出した8分30秒を更新できなかったのも一因だろう。「自分にはきつい時に耐える忍耐力の弱さがあると思うので、全国大会に向け、練習で『きついから頑張る』という姿勢を身につけたいです」とさらなる闘志を燃やす。
 増子君は既に県南陸協の春季記録会などで全国標準記録(8分57秒00)を上回っており、全国大会出場が期待される。(※出場には県中学総体、県通信での記録が必要となるため、まだ出場権は得ていない)
 今年度の全国大会は8月18日から21日まで福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま総合運動公園)で行われる。
 より気温の高い中でのレースとなるが、拮抗する実力の選手たちと走ることでさらなる記録更新と、入賞が期待される。
 なお昨年度の全国優勝記録は千葉県の鈴木琉胤選手が出した8分35秒54となっている。
 支部大会の全体成績は後日掲載する。