欠員2の鏡石町議補選は24日告示され、午前10時現在で届け出順に新人で主婦の込山靖子氏(56)=鏡沼=、元職で医師の吉田孝司氏(43)=成田=、新人の稲田和朝氏(70)=不時沼=が立候補し、これまでの阿武隈時報社予想通りに選挙戦へ突入した。
23日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は1万497人(男5133人、女5364人)。期日前投票は25日から28日までの午前8時半から午後8時まで町役場1階第2会議室で受け付ける。
投票日29日は午前7時から午後6時まで町内10カ所で受け付け、開票は同日午後7時から鳥見山体育館で行われ、大勢判明は午後8時頃の見込み。中間発表はなく、ホームページ更新は30日以降となる。
当選証書交付式は30日午前10時から町役場第一会議室で行う。
町議補選は現職議員2人の死去に伴い、元職・新人3人が立候補を届け出た。
込山氏は鏡沼の自宅兼事務所前で第一声を行い、主婦目線からみた鏡石の安全安心づくりと子どもたちの元気と笑顔を守るためのまちづくりを強く訴えた。
吉田氏は不時沼地内の地域政党「町政刷新かがみいし」事務所前で第一声を行い、成田遊水地問題の解決と町議会改革、「町楽一生」のまちづくりを訴えた。
稲田氏は不時沼地内の自宅前で第一声を行い、農業と産業振興によるまちづくり、特産品を活用した6次化産品の創出などを訴え支持を求めた。
町長選・町議補選ともに24日午後5時まで立候補届け出を受け付けているが、町長選の木賊氏、町議補選の込山氏、吉田氏、稲田氏以外の名前は聞かれないため、町長選は無投票、町議補選は三つ巴の実戦突入が濃厚とみられる。