最期に遺した作品も 二瓶大三新収蔵作品展

文化

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    二瓶氏最期の作品などが並ぶ会場

 須賀川市歴史民俗資料館の企画展「二瓶大三新収蔵作品展」は展示替えをし、二瓶氏が生前最期に描いていた作品(絶筆)「バラの絵」(昭和52年)などが新たに並び、来館者の目を楽しませている。
 昨年度に二瓶氏の親族から約50点の絵画を譲り受けたことを契機に、旧長沼町出身画家の活動を振り返り、顕彰している。
 展示替えで加わったのはこのほか、二瓶氏が生前過ごした旧湖南町三代の自宅の土間など、日常風景をありのままに切り取った作品などが並ぶ。
 また会期中の常設として日展入選作である「高原の夏」をはじめ、長沼や県内、海外などの風景画や関連資料約40点が展示されている。
 会期は6月17日まで、6日から最後の展示替えも予定している。
 要望があれば学芸員が随時来館者を案内し、展示資料を解説する。
 入館は無料。開館は午前9時から午後5時まで。
 会期中のみ土・日曜日も開館する(祝日は休館)。
 来館者には作品の絵葉書をプレゼントしており、長沼商工会でもらえる地区のガイドブックを持参するとさらにもう1枚絵葉書をもらえる。
 問い合わせは同館(℡67―2030)まで。

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