関心低く投票率低下懸念 鏡石町議補選 元職・新人支持訴え

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 29日投開票の鏡石町議補選は終盤戦を迎え、欠員2に対して元職・新人の3人が立候補し、三つ巴の激しい選挙戦を繰り広げているが、町民の関心は低く、投票率はこれまでの選挙を大きく下回る3割台を懸念する町民の声も聞かれる。
 24日に告示された補選には、無所属新人の込山靖子氏(56)=鏡沼=、地域政党「町政刷新かがみいし」の元職で医師の吉田孝司氏(43)=成田=、無所属新人の稲田和朝氏(70)=不時沼=が立候補し、街頭演説や町内遊説など積極的に展開しているが、場所によっては聴衆の姿がまったく見られない状況もあり町民の関心の低さが伺われる。
 込山氏は「女性の声を町政に」をスローガンに、女性が声を上げ反映できるまちづくりを目指し、女性候補だからこその視点からみた問題点の改善や教育・子育て支援活動を公約に掲げている。
 吉田氏は「行動するドクター」を標榜し、命と健康・暮らしを守る、成田遊水地計画の抜本的見直し、町民に開かれた議会改革を公約とし、全ての町民が安全安心に暮らせる「町楽一生」を目指す。
 稲田氏は「小さな声を町政に届けます」をスローガンに、6次化産業の活性化・農業振興、企業誘致による町活性化、笑顔あふれるまちづくりを公約に、安心して暮らせる鏡石づくりを訴えている。
 当選者の任期は現職議員らと同じ来年9月3日まで約1年2カ月。
 任期満了に伴う町長選は元町総務課長の木賊正男氏(65)=高久田=が無投票初当選したため、多くの町民が町議補選も無投票で決着したと錯覚しているのではと危惧する声もあり、各候補は2000票前後の得票を目標としているが、関係者からは歴史的に低い投票率になるのではとの声も聞かれる。令和初となった前回町議選の投票率は56・98%だった。
 町選管は26日、3候補の公約やプロフィールなどを掲載した選挙公報を全世帯に配布し、28日まで町役場で期日前投票を受け付けている。25、26の2日間で392人(男165人、女227人)が済ませた。受付時間は午前8時半から午後8時まで。
 投票日29日は午前7時から午後6時まで町内10カ所で投票でき、開票は午後7時から鳥見山体育館で。大勢判明は同日午後8時頃とみられる。