必死のスパイクで得点を狙う選手
中体連岩瀬支部総合体育大会は31日、須賀川アリーナや鳥見山体育館、天栄屋内スポーツ運動場など須賀川・岩瀬地域各会場で、順延した屋外4種目を除く8種目が開幕した。今年も無観客となったが、保護者や後輩らの声なきエールを背に受けて、選手たちは精いっぱいのプレーを発揮している。
競技は柔道、剣道、体操、テニスが31日のみ、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球は6月1日まで行う。
屋外種目は6月1日からとなり、ソフトボールは1日、軟式野球、サッカー、ソフトテニスは1、2の両日に実施する。
今年度は条件付きの有観客を検討しているが、文部科学省による「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準が「レベル1」という条件を31日時点で満たさないため、昨年度に続き無観客となった。
保護者らは学校宛に応援メッセージを送ったり、各家庭で励ましの言葉を伝えるなどして我が子らの活躍を祈った。
会場でも応援は拍手のみとし、ハイタッチなど感染リスクにつながる行動は控え、例年とは異なる雰囲気での大会となっているが、選手らはこれまで励んできた練習や先輩たちから受け継いだ勝利への思いを胸に、全力を尽くしている。
上位チームが出場する県中地区大会は6月22日、須賀川市内など県中地区各会場で行われる。