須賀川除染支援協同組合が解散 業務が完了、役目終える

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    除染業務完了記念誌

 今年3月23日まで須賀川市の除染業務が全て完了したとして、須賀川除染支援事業協同組合は31日で解散した。解散総会は同日、加盟81社のうち47社が出席してホテル虎屋で開かれた。
 同組合は平成23年3月の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故により、市が発表した除染実施計画を遂行するため、翌24年11月に県の認可を受け設立した。
 放射能に汚染された地域を元の姿に戻すため懸命に除染事業に従事し、約10年かけて今年3月23日までに全て業務完了し、組合の役目を終えたことから解散を決めた。
 除染業務受注状況は、住宅除染が平成24年度から28年度にかけて231億6255万140円、除去土壌等搬出が平成28年度から令和3年度にかけて78億2572万9482円、その他(仮置場除草などは搬出と同期間で6億8450万4680円。建物管理支払額と合わせた総額は319億9665万5183円。
 赤羽隆代表理事のあいさつに続いて、組合解散や解散に伴う清算人選任などを協議した。今後は6月14日に中小企業等協同組合解散届(中央会)、7月12日にホテルサンルート須賀川で決算総会、10月4日にグランシア須賀川で清算結了総会、11月20日に組合閉鎖を予定している。
 清算人は赤羽隆さん(赤羽組)、宗方保晴さん(保土原屋)、横山敦さん(横山建設)、村上常雄さん(東建土質測量設計)、小松田正昭さん(小松田建築設計事務所)、岡部三夫さん(員外)が務める。
 組合解散に合わせて、除染業務の意義や実施方法、作業の様子を撮影した写真などを全42ページにまとめた「除染業務完了記念誌」を120部発刊し、組合加盟事業者などに配布した。