「共につくる 住み続けたいまち」へ第9次総合計画将来都市像発表 須賀川市6月議会開会

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 須賀川市6月議会は2日開会し、23日まで22日間の会期で単行議案14件、予算議案1件、報告9件の24件を審議する。橋本克也市長は市政報告で令和5年4月から5カ年のまちづくり最上位計画第9次総合計画で目指すべき将来都市像を「共につくる 住み続けたいまち すかがわ」を初めて説明した。
 今議会は9日に総括質疑、10日に常任委員会議案調査、14日から16日の一般質問は11議員が登壇を予定している。
 橋本市長は市政報告で当面する主な重要事項として3月の県沖を震源とする地震、コロナ、同支援事業、過疎地域持続的発展計画、第9次総合計画策定、阿武隈川緊急治水対策プロジェクト、「二人の円谷」顕彰事業、ふくしま森の科学体験センター名誉館長、釈迦堂川花火大会を説明した。
 主な事項は次の通り。
 ◇県沖を震源とする地震(5月31日現在)=人的被害は軽傷者1人、住家被害はり災証明書申請788件、証明書交付件数は半壊7件、準半壊108件、一部損壊659件。早期に災害復旧や被災者支援を図るため半壊以上の被害世帯に対する見舞金や住宅修理支援事業など関連補正予算5億1935万1000円を4月1日付で専決処分した。被災者生活再建支援法適用外の中規模半壊・半壊世帯に市独自の被災者特別支援金(1世帯5万円)を支給する。
 ◇新型コロナ=3回目ワクチン接種(5月29日現在)は4万372人接種済みで接種率は62・6%。集団接種は7月末まで須賀川アリーナで実施する。
 ◇新型コロナ対応地方創生臨時国庫交付金=5月2日に約3億円の交付限度額が県から示され、市民や事業者などに対する支援策を早期に講じる。まとまり次第、追加議案として提出する▽プレミアム付商品券発行事業=総額7億8000万円(プレミア率20%)。紙版は6月中、電子版は9月中に販売する▽須賀川市ふるさと学生応援事業=市出身の大学生などに須賀川産コメや地元産品などを贈りコメの消費拡大と学生生活支援を図る
 ◇過疎地域持続的発展計画=3月から4月にかけて岩瀬・長沼地域で各2回の地域懇談会を開いた。5月25日に過疎地域持続的発展計画策定会議を実施し、今後は県との協議やパブリックコメントなどを行いながら9月を目途に策定する。
 ◇第9次総合計画策定=中学生・高校生・庁内若手職員らによるワークショップを開いてきた。目指すべき将来都市像を「共につくる 住み続けたいまち すかがわ」とし、ひと・くらし・しごと・まちの4分野に子育て環境の充実など14の製作を柱に、47の施策で構成する。市内9カ所での地域懇談会やパブリックコメントなどを踏まえ、12月に計画策定する。
 ◇阿武隈川緊急治水対策プロジェクト=雲水峯大橋架け替えは今年度中に国と市で基本協定を締結し、秋頃の工事着手へ準備中。小作田橋は引き続き国・県などと連携しながら早期工事着手を目指す。館取町・丸田町にある西川中央公園の浸水被害軽減を図る雨水貯留施設整備と西部2号雨水幹線施設整備の早期完了を目指す。
 ◇釈迦堂川花火大会=感染防止を念頭に、国や県のイベント開催ガイドラインを踏まえ、昨年度と同様の形式(市内複数個所で打ち上げ・場所非公開見込み)で実施する。開催時期や場所・大会名などは今後決定する。