ミニチュアと切り抜き写真の撮影体験
須賀川市特撮アーカイブセンターの「スマホでかんたんに特撮体験!」は5日、親子2組5人が参加して開かれた。
館内に収蔵された貴重な特撮資料やジオラマと切り抜いた人物写真を合成撮影して、特撮セットの中に入り込んだような疑似体験を楽しんだ。
参加者たちは初めに須賀川出身の故円谷英二監督が様々な技法を生み出した特撮(特殊撮影技術)の定義や館内収蔵資料などの説明を受けた。
特撮の代表的な技法として、ミニチュアなど実物を使って再現する、撮影した映像などを加工・合成して作り変えるのうち、今回は切り抜き合成撮影を体験した。
チェキカメラで撮影した人物写真を丁寧に切り抜き、街並みを再現したジオラマや航空機、巨神兵などを背景にスマートフォンで撮影して、即席の合成写真を完成させた。
最後に参加者全員の人物写真とミニチュアセットを組み合わせて、合成集合写真を撮影した。