今年もランドセルを海外に 稲田学園6年生がトマトの苗植え


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    成長を願いながら苗を植える児童たち

 稲田学園の6年生34人は、昨年度の6年生が実施した「海外に自分たちのランドセルを贈る」プロジェクトを受け継ぎ、今年もトマトを栽培し、ドライトマトの販売で送料を捻出する。第一歩として9日、トマトの苗をプランターに植え、日頃の手入れを学んだ。
 同校では昨年、児童の発案でアフガニスタンにランドセルを送りたいと、地元企業のジェイラップや保護者、地域を巻き込んだ一大プロジェクトに取り組み、成功させた。
 先輩たちの頑張る姿を見てきた今年度の6年生らは、自分たちも伝統として引き継ぎたいと話し合い、計画をスタートさせた。
 今回もジェイラップに相談したところ、ぜひ力を貸したいと快諾を得て、トマトの苗40本の寄贈を受けた。
 苗植えはジェイラップの伊藤大輔社長らが講師として駆けつけ、子どもたちに指導した。
 児童らは1本1本丁寧に苗を植え、正しいわき芽取りの方法を教わって実践した。
 参加した水野結真君と深谷奏介君は「先輩たちの取り組みを見て、すごいと感じていました。これから毎日水やりや草むしりなど手入れし、トマトを大事に育てていきたいです。そしてアフガニスタンにランドセルを届けたいです」と意気込む。
 伊藤社長は「学校からの相談を受け、『人のために頑張る』先輩たちの流れが受け継がれたことが本当にうれしかったです。精いっぱい協力するので、皆さんも精いっぱいお世話してトマトを育ててください」と述べた。
 今回植えたトマトは7月中旬から下旬頃に初収穫を迎える見込み。昨年は12月まで収穫が続いた。
 収穫したトマトはジェイラップがドライトマトに加工し、子どもたちが様々な機会に販売することでランドセルの送料に充てる。