3年前の松明あかし
須賀川の晩秋を彩る伝統行事「松明あかし」は11月12日、安全を最優先に考え、感染症対策を講じながら、3年ぶりに有観客で開催する方向性で準備を進める。第1回実行委員会は10日、関係者ら約30人が出席して市役所で開かれ、今年度の実施について意見を交わした。
一昨年と昨年はコロナ禍の影響で松明1本のみを無観客で燃やし、ユーチューブで映像を配信するなどして伝統をつないだ。
今年は令和元年(2019年)に参加した学校や企業など25団体に参加募集をかける予定。また翠ケ丘公園駐車場での松明太鼓演奏も実施する。
五老山への入山は可能な方向で進めるが、事前に感染症対策の徹底を告知し、過密となる場合は入口を塞ぐなどして入山者を制限することも視野に入れている。
なお感染拡大防止のため、大松明・姫松明行列、小松明製作コーナーと小松明行列、おもてなし・イベント広場等の催しはせず、露店の出店も予定していない。
詳細は後日報じる。