子どもの命守る指導者へ 幼年消防クラブ講習会 須賀川広域消防本部

教育消防防災

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    正しい胸骨圧迫を学ぶ受講生たち

 須賀川地方広域消防本部の幼年消防クラブ指導者講習会は16日、同本部で開かれ、万一の場合に子どもの命を守るため必要となる知識と経験を深めた。
 幼稚園教諭や保育士ら約30人が受講し、子どもが安全な日常を過ごすための防災知識について指導を受けた。
 小児救急訓練では、乳児・小児サイズの人形を使い、成人とは異なる対応が求められる心肺蘇生法を実践した。
 小児への胸骨圧迫は、左右の乳頭を結んだ直線とアゴから下に向かう直線が交わる点に対し、真上から胸の厚さの3分の1沈む程度リズミカルに押す。
 乳児は左右の乳頭を結んだ位置のやや下に、中指と人差し指を使ってマッサージする。
 人工呼吸は子どもの場合、特に救命率が上がるとされており、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を1セットとし、救急隊員が到着する、もしくは子どもの意識が戻るまで続けることが望ましい。
 受講者らは班に分かれ、胸骨圧迫やAEDの装着など役割分担を交代しながら、緊急時の対応を確認した。
 このほか防災に関する知識を座学で学び、火災の煙や地震の揺れを疑似体験し、災害の恐ろしさや安全な避難行動のあり方など学んだ。