第二の円谷監督をこの地から すかがわ特撮塾始動!1期生24人が撮影方法など学ぶ

教育文化特撮

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    ゴジラ・ガメラを前に特撮談義
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    館内ミニチュアの前で特撮の説明を聞く塾生たち

 須賀川市特撮アーカイブセンターの「すかがわ特撮塾―第二の円谷英二をこの地から」は18日開講し、市内小中学校や県立高校に通う児童生徒24人が参加し、田口清隆監督らから館内ミニチュアを前に特撮に理解を深めた。
 市は特撮文化拠点都市構築を文化行政の柱の一つにしており、特撮アーカイブセンターや円谷英二ミュージアムを核としながら、特撮文化に誇りを持ち、その継承や発展に意欲を持つ市民の育成を目指している。
 特撮に興味を持ち特撮映像制作に意欲を持つ人材を育て、第二の円谷英二監督誕生を最終目標に、今回の特撮塾開講となった。
 全体のコーディネーターをウルトラマンZなどのメイン監督を務める田口清隆さん、「巨神兵東京に現わる」などメイキングディレクターの島崎淳さんを迎え、NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構(通称ATAC)の全面協力を得た。
 市内在住の小中高校に通う15人定員で募集したところ、市外や大学生らから定員を上回る応募があり、講師陣と協議して市内在住の中学生14人(西袋、稲田学園、須賀川二、岩瀬、須賀川一、須賀川支援)、高校生10人(須賀川創英館、岩瀬農業、第一学院、須賀川桐陽、清陵情報)の計24人を1期生として受け入れた。
 第1回講座は田口さんと島崎さんが受講生一人ひとりの自己紹介を兼ねた、特撮への思いや「何を作りたいか」などの希望を聞き、特撮映像を作り上げるための監督や助監督、カメラマン、照明などそれぞれの役割を説明した。
 センター内のミニチュアや怪獣着ぐるみなどを前に、特撮文化の歴史や特長、円谷監督の偉業などを紹介し、実際に「巨神兵東京に現わる」や田口監督が地元住民の協力で撮影した自主怪獣映像のメイキングを見て、撮影の裏側や工夫、現代特撮の技術など理解を深めた。
 また館内に設置された平成ガメラシリーズやゴジラのミニチュアを前に、サポートスタッフと熱心に意見交換する受講生の姿も見られた。
 「すかがわ特撮塾」は月1・2回程度開講し、全10回で特撮映像制作まで行う。次回は7月16日に絵コンテ制作やミニチュア撮影などを体験する。