笑顔と感動届けるステージ　須賀川桐陽高の定期演奏会

　須賀川桐陽音楽部の第28回定期演奏会は19日、市文化センターで開かれ、地域を元気にしたいと工夫を重ねたステージで笑顔と感動を届けた。
　保護者や地域に練習の成果を披露し、感謝を伝える場として毎年実施しており、吹奏楽部53人と合唱部12人が３部構成の舞台を整えた。
　一昨年前はコロナで中止、昨年は郡山女子大建学記念講堂で観客制限を設けての実施だったため、市文化センターでは３年ぶりとなる。
　１部は吹奏楽部・合唱部がそれぞれコンクール課題曲などを披露した。
　２部は合唱部がジブリをテーマに魔女の宅急便の冒頭を寸劇で再現し、「ルージュの伝言」「カントリーロード」「いつも何度でも」など歌い上げた。
　３部は吹奏楽部のポップステージで、ブラックライトを使ったマリオブラザーズのメドレーで会場を盛り上げた。またＢＴＳの「ダイナマイト」やｃｈａｙの「あなたに恋をしてみました」では部員によるダンスも披露した。
　ステージの幕間にはアンサンブルを奏でるなど、客席を楽しませるための部員らの工夫が好評を集めていた。