9月に2回目の「殿様ランチ」 須賀川市出身俳優の相樂孝仁さん市長報告

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    橋本市長に近況を報告した相樂さん(右)

 須賀川市出身で現在は劇団殿様ランチ所属の俳優相樂孝仁さん(39)=大東小・大東中出身=は20日、市役所で橋本克也市長と面会し、9月24、25日にtetteで2回目の須賀川公演を予定していると報告した。
 相樂さんは大東中在学時に、文化祭で生徒会役員慣例の漫才披露で「人前で何かを演じること」の快感を知り芸能界入りを志した。大学では芸能界に携われる仕事をと経営学を学んだが、「自分がやりたいことは何か」を改めて考え、4年時に俳優を志すために並行して演劇学校に通った。
 卒業後は板垣雄亮さんが率いる劇団殿様ランチなどに所属し、舞台やテレビ、映画、ラジオなど幅広く活躍。
 福島市出身の作曲家古関裕而さんと妻金子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」で福島ことば指導として収録に携わり、自身も本編出演も果たした。
 同作は県内平均視聴率40・7%を記録し、あぶくま時報の令和3年正月特集号でもインタビューを掲載した。
 「エール」への思いを聞いた質問には、「一番はじめに関われた朝ドラが福島ゆかりの作品だったのがすごく光栄でした。(中略)収録に関われたことは本当にぜいたくでありがたい経験でした」と振り返っている。
 コロナ禍で俳優活動は大きく制限されていたが、昨年12月にはtetteで相樂さんが所属する劇団殿様ランチの須賀川初公演があり、客席は完売し、随所に笑いが連続、来場者らは大満足していた。
 また母校の大東小でも「走れメロス」を公演し、相樂さんは主役を熱演、子どもたちからは「(相樂さんのように)大きい声が出せるように、明日から元気にあいさつをしてみたい」などの感想が寄せられ、「演劇を見てもらうことが教育と成長につながることを感じました」と相樂さんは感慨深げだった。秋には大東中での公演を予定している。
 相樂さんと橋本市長は「エール」や近況などの話題で盛り上がり、「(エールの福島弁は)聞き慣れた言葉が自然に耳に入り、安心して楽しく見ることができました」と絶賛、相樂さんは「朝ドラで名前を知ってもらったが、時間とともに自分の名前が出る機会が少なくなっている。全国で知ってもらえるように頑張っていきたい」と目標を掲げた。
 昨年5月で所属していた芸能事務所を退所し、現在は劇団一本で活動している。CMのナレーションやウルトラFMなどラジオ出演、舞台などで活躍している。
 2回目の須賀川公演は9月24、25の両日を予定し、コメディ風の3~5本の舞台を用意する。
 劇団殿様ランチは、「腹をかかえるのは疲れるから、肩を震わすくらいなら手伝いましょうを基本コンセプトに、日常会話のやりとりの先からポタポタとこぼれる含み笑いを拭き取りながらドラマを展開します」としている。