継承するサルビア 小塩江体育振興会が地域体育館周辺に苗植え

スポーツ文化須賀川市

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    サルビアの花植をする体育振興会メンバー

 小塩江体育振興会は18日早朝、地域体育館周辺で会員や公民館職員約10人が参加してサルビアの苗植えに取り組んだ。
 使用する機会が多い同体育館の環境整備として毎年行っている。
 今回植えた苗は、1967年の東京オリンピック開催時、円谷幸吉選手を応援しようと旧須賀川高の生徒らを中心に市民らが飾った「サルビアの道」に由来する。当時使用した花の種を貰い受けた円谷選手の兄・喜久蔵さんが毎年花を咲かせ、種を集めていた。2020年東京オリンピックの開催が決まり、円谷選手の地元である須賀川から再び大会を盛り上げようと、有志らが喜久蔵さんから種の提供を受け、「サルビアの道」を復活させた。円谷選手の顕彰にとどまらず、男子1万㍍に出場した市出身の相澤晃選手の応援の旗印としても役割を担い、市内での盛り上げに貢献した。
 一連の事業が終了し、復活の中心として活動した円谷幸吉レガシーサルビアの会は解散したが、今後もこの志を広く市民に受け継いでほしいと関係各所などに使用した花の種を配布していた。
 今回、小塩江体育振興会が植えた苗もこの種を育てたもので、花をさらに継承するため苗130本を植えた。
 参加者らは1本1本ポットから取り出し、ショベルで丁寧に植え込み、水やりなど分担しながら作業し、心地良い汗を流していた。