「つるのおんがえし」を描いた田んぼアート
鏡石町の10回目を迎える田んぼアートの町図書館4階展望室オープニングセレモニーは21日、和田和久実行委員長、遠藤栄作町長、町公式キャラクター牧場のアーサー♪らが参加してテープカットなどを行った。
日本を代表するアニメーター湖川友謙さんがデザインし、岩瀬農業高生が育苗や測量、田植えなどをサポートし、6色10種類で色鮮やかに「つるのおんがえし」を約70㌃の田んぼに描いた。見頃を迎える8月には最上段の田んぼに隠れキャラクターが登場する。
セレモニーは和田委員長が「今年は7月28日には全国サミットを開催します。一番いい状態で多くの方々に見ていただけると期待し、観覧者がコロナ禍前のように3万人を超えるよう願っています」、遠藤町長は「10回目の記念の年に全国サミットが開催できることは、多くの関係者の皆さんのおかげと感謝しています。これからの10年間が田んぼアートの真骨頂。進化に期待しています」と述べた。
和田委員長、遠藤町長、須賀川青年会議所と田んぼアートPR看板を手がけた岩農高美術部3年の荒井志織さんと白石葵さんがテープカットした。
10回目の節目を記念し、「かがみいし田んぼアート2022」の限定記念シールを観覧者に無料配布している。
観覧期間は10月末までを予定し、開場時間は午前9時から6月、9月、10月は午後5時半まで、最盛期の7月、8月は午後6時半まで。6月から8月まで図書館休館日も特別開館する。