アマチュア怪獣映画が特撮の街・須賀川に集結する「全国自主怪獣映画選手権―須賀川傑作選」は18日、tetteたいまつホールで開かれる。ウルトラマンZメイン監督で本市特撮塾講師の田口清隆監督がプロデュースし、監督制作の自主映画や全国の若手クリエーターが撮影した作品の上映会やトークを予定している。
全国自主怪獣映画選手権は昨年の熱海など各地で実施してきたもの。県内での開催は初めて。
若手の特撮クリエーターを育てるべく平成26年から全国で17回行い、過去の参加監督は現代のウルトラマンやスーパー戦隊シリーズなどの制作現場で活躍している。
今回の「須賀川選手権」は、過去17回の上映作品の中から田口監督自主制作映画や応募作から選りすぐりの名作を一挙上映する。
午前の部は10時から監督制作の怪獣映画の上映会とトーク、午後の部は1時半から全国の若手クリエーターが自主制作した怪獣映画の上映会や田口監督と制作者とのトークを予定している。
入場無料。定員は120人で事前申し込み不要、入退場は自由。
当日はたいまつホール前に特撮用のミニチュアビルセットを配置し、スマートフォンなどを使って怪獣になった気分で記念撮影ができる。怪獣ミニチュアも登場する。
特撮アーカイブセンターで開講している特撮塾の受講生も映画選手権に参加して、上映作品やメイキング映像、トークなどを楽しむ。
田口監督は中学生時代から自主怪獣映画を撮り続け、昨年は熱海で開いた全国自主怪獣映画選手権に向け、市内のながぬまラボで「温泉防衛バスダイバー」を撮影上映した。須賀川傑作選でも同作をはじめ、同時撮影した怪獣映画を上映する。