今年6月2日に須賀川市東部地区などを襲った降ヒョウによる農作物被害について、21日県発表の確定値で日本ナシやリンゴなど9種類の作物で計157・19㌶、被害額3億9103万3000円に及ぶことがわかった。1日の定例記者会見で橋本克也市長が説明した。
被害地区は浜田、小塩江、大東地区など市内東部を中心に、西袋、稲田、長沼地区で、作物の葉の破れや果実の損傷など確認された。
市は県やJA等の関係団体と連携し、収量確保に向けた技術指導など実施するほか、財政支援を検討する。
被害作物、被害額は次の通り。
▽日本ナシ=55㌶、1億3832万円▽リンゴ=60㌶、1億1984万3000円▽モモ=20㌶、5234万4000円▽ブドウ=5㌶、692万4000円▽キュウリ=15・46㌶、7234万1000円▽ナス=0・13㌶、12万6000円▽サヤインゲン=0・95㌶、96万1000円▽サヤエンドウ=0・05㌶、3万6000円▽葉タバコ=0・60㌶、13万8000円