無火災表彰を代表受領
第71回県消防協会須賀川支部幹部大会は1日、関係者ら約200人出席して市文化センターで3年ぶりに開かれ、無火災分団などを表彰し、地域住民に信頼される消防人を目指すなど3項目の大会決議を採択した。
国歌斉唱、物故者への黙とうをささげ、善方明夫支部長は「近年は全国各地で災害が多様化し多彩な住民ニーズに応える消防活動が求められる。消防団は地域消防活動の中核として、これからも活動することが期待されている。郷土愛護精神と崇高な使命感で地域防災の要となる活動を期待しています」と式辞を述べた。
県中地方振興局長(代読)あいさつ、国県等表彰を披露し、無火災表彰、精勤章、勤続章、優良消防分団表彰、退職者感謝状を代表に授与(受賞者は紙面のみ掲載)した。
受賞者を代表して円谷崇文鏡石町消防団第3分団長が謝辞を述べた。
大会宣言は予測し得ない自然災害とコロナで消防活動が様々な制約を課される厳しい状況を認識し、地域住民の安全・安心確保のため、伝統ある消防精神を堅持しつつ、火災予防・災害対策などの充実強化に努め、地域防災の中核として消防の使命達成に邁進するを採択した。
最後に消防人として①自らの人格と品性の向上に努め、生命財産を保護する消防精神に徹し、地域住民に信頼される消防人となる②新たな消防の知識と技術の研さんに努め、住民の積極的な参加のもと、地域防災力の充実強化を図り、災害の防除に邁進③有事即応の活力ある消防防災体制を目指し、組織の強化、士気の高揚と装備の充実を図るとともに、団職員の安全確保、使命達成に精進するを決議した。