10月開催イベントに向けた実行委員会
須賀川市内企業・事業所の歴史や製品、サービスなどを広くPRし、近年の進歩がめざましい最先端技術に市民がふれる機会を提供する新イベント「すかがわ商工フェスタ」は、10月1日午前10時から午後4時までtetteで開催する。第3回実行委員会が4日、商工会館で開かれ、イベント概要が確定した。
須賀川商工会議所工業部会・商業部会をはじめ関係機関がブースを出展し、持続可能な企業活動を地域活性化をコンセプトに、展示や体験を通じて須賀川の歴史と最先端を“体感”できる次世代につなげる新しいイベントを企画した。
趣旨を踏まえてイベントサブタイトルを「持続可能な地域経済 新たな時代へ」に決定し、たいまつ・でんぜん両ホール、tette通り、光の広場などtette1階全エリアと東側駐車場を利用する。
概要はたいまつホールでは工業部会12ブース、商業部会7ブースの事業所がそれぞれ出展し、市内工業製品や市認定工業製品などを展示紹介する。
でんぜんホールには最先端技術を代表して、話題のeスポーツやVR、ドローンなどの体験コーナーを設ける。
ほかにも東側駐車場には自動車メーカーの協力で水素自転車の展示や試乗、屋外スペースを活用した木工業体験なども用意する。
ほかにもtette通りなどで商工会議所女性会のつるし飾り展示とワークショップ体験、同青年部の子ども向け職場体験、市内企業の歴史を振り返る写真パネル展示などを予定している。
ブース出展企業・事業所やイベントなどは今月下旬に確定する予定で、10月1日はtette西側田善通りで旅館料飲部会の「食の感謝祭」が3年ぶりに復活する。イベント概要は来週の実行委員会で決定する。
「すかがわ商工フェスタ」の前身にあたる産業フェスティバルは平成6年から始まり、市内の農業・商業・工業の振興発展と消費生活の向上を図るため4半世紀にわたり開催してきたが、時代の変遷を受けて今後は農業と商工業の各分野に置いて小回りの利くイベントなどにシフトし、地域活性化を図っていく。
農業分野の後継イベントにあたる「みらいの農業フェア」は8月6日にtetteで開催する。