公立岩瀬病院が小児アレルギー相談外来 14日から開設 食べ物、花粉症、鼻炎など

健康医療子ども須賀川市

 近年の小児のアレルギー性疾患増などを受けて、公立岩瀬病院は14日から「小児アレルギー相談外来」(完全予約制)を開設する。毎月第2・第4木曜日の午後1時から午後3時まで、齋藤淳哉小児科医長らが診療にあたる。
 子どもたちの食べ物、花粉症、鼻炎、ジンマシンなどの一般的なアレルギー性疾患を対象に診療・相談を受ける。
 アレルギー性疾患は近年、子どもたちにも広がりを見せており、同院にも相談受け付け対応を求める声が寄せられていた。
 須賀川・岩瀬地方の中核病院として、子どもと保護者の悩みや相談にゆっくり・じっくり対応できる専門相談外来を設け、地域住民の安全安心につなげる。
 子どものアレルギーについて相談したいけれどどこで相談したらいいかわからない、子どもはまだ小さいが今後の食事アレルギーが心配、風邪をひいていなくてもいつも鼻水が出る、鼻詰まりがなかなか治らないなどの悩みを受け付ける。
 これらの治療には原因検索や正しい指導・治療が必要であり、相談外来では医師の問診に加え、血液検査や食物アレルギーに対する経口負荷試験で原因検索をし、以後の治療や予防に役立てていく。
 診療は1時間に1人程度を予定し、小児科外来受け付けなどで予約できる。
 また公立岩瀬病院ではCPAP、糖尿病、ペースメーカー、がんよろず相談、足の外科など各種専門外来や糖尿病、排泄ケア、ストーマケアの看護外来を受け付けている。
 詳しくは同病院ホームページ(http://www.iwase-hp.jp/)または同病院地域医療連携室(℡ 0248-75-3111 )まで。

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