県中学校体育大会陸上競技大会は7日まで、とうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で行われ、男子3000㍍で鏡石中3年の増子陽太君が日本歴代5位にあたる8分21秒12の圧倒的なタイムで優勝した。昨年の全国優勝記録は8分35秒54であり、全国制覇への期待がより鮮明となった。
増子君は前日の予選でも8分36秒72と大会記録をマークするなど調子を上げており、決勝は2位以下を30秒以上の大差で引き離した。
今大会では6月の県陸協中長距離記録会で出した自身の県記録8分24秒81をさらに更新しており、日本中学生記録8分17秒84まで見えてきた。
昨年までの県記録は2013年に遠藤日向選手(住友電工、当時郡山四中)が出した8分31秒26だった。
全国大会の標準記録8分57秒00はクリアしているため、8月18日から21日まで同会場で行われる全国大会でさらなる活躍を目指す。
須賀川・岩瀬勢はそのほか6日に女子砲丸投げで西袋中2年の菖蒲心陽さんが11㍍40で準優勝、男子走り高跳びで天英中3年の松本彪我君が1㍍65で5位入賞した。