須賀川市とミナシアが協定締結 地域まるごとのプロモーションで地域課題解決へ

地域振興観光須賀川市

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    「地産地消」をテーマに協定を締結

 ホテルウイングインターナショナルなど全国39のホテルとゆめぜんなど12のレストランを経営・企画・運営するミナシアは、ブランド戦略の一つとして各店がある地域と連携を強化し、情報や魅力を発信してエリア全体を盛り上げる「おらが町プロジェクト」を昨年9月から始動した。
 ミナシア(下嶋一義社長)と須賀川市は6日、市農業公社が生産する特産品などを利用し観光客や移住者が増える地域活性化を目指す「地産地消などに関する協定」を締結した。
 市は32年前にホテルウイング第1号店をオープンした地で、同社は最初のプロジェクト発信地とし、宿泊プランやサービス・グルメなど「訪れることで地域を感じる取り組み」「ホテル周辺の観光名所や特産品、地元の食材を使用したオリジナル商品」を紹介し、旅の思い出づくりをサポートする。
 協定締結で、○地産地消の推進○須賀川産の農産・加工品等のPR・販路拡大○遊休農地の再生利用○新規就農者等支援―で連携を図っていく。
 地産地消と農産・加工品の使用は、ホテルウイング須賀川のゆめぜんで無添加味噌や梅コンポート、梅ジャムを使ったメニューを提供している。将来的に「お土産付き宿泊パック」、全国のホテルウイングで生産品や加工品を紹介、SNS活用したオンラインショップ開設を目指す。
 遊休農地の再生利用は市農業公社がニンニク栽培に合わせて、農業体験プログラムを企画し、市の新たな観光スポットとして全国にPRする。
 新規就農者などの支援は年内を目途にプランを構築し、移住予定の県外希望者を対象に、家が見つかるまでの期間、割安価格でホテルウイング客室を提供、育成研修生の宿泊先にも利用できる。
 協定締結式には橋本克也市長、安藤基寛副市長、ミナシアの下嶋社長、青木美幸マーケティング部係長、阿部清子ホテルウイング須賀川支配人らが同席した。
 橋本市長は「食と泊のコラボレーションは時宜を得た協定と感謝します。お互いが持つ資源を有効活用し発展させてまいりたい」と、下嶋社長は「地域に愛されるホテルづくりを心がけています。単純な地産地消ではなく、体験型プログラムをサポートし、地域まるごとのプロモーションで地域課題解決へつなげる取り組みを展開させてまいりたい」とあいさつし、握手を交わした。