須賀川署は6月末のなりすまし詐欺被害状況をまとめた。累計は6件490万円で、前月のまとめより3件180万円被害が拡大した。
内訳をみるとキャッシュカード詐欺盗は3件200万円、オレオレ詐欺は1件160万円、還付金詐欺は1件100万円、架空料金請求詐欺1件30万円。
前年同期と比較すると累計で5件395万円増えている。
予兆電話は30件で、前年同期より5件減少した。
県内全体も被害件数、被害額が前年を上回っている。6月末現在で合計61件1億4932万円(前年同期比9件7320万円増)の被害が発生し、特にキャッシュカード詐欺盗は30件3729万円、オレオレ詐欺は13件7945万円と多発・高額の被害を出している。
被害防止のため、「還付金」「ATM」「職員などがこれから自宅に伺う」などのキーワードを話す不審な電話や、息子や親戚、官公庁や金融機関を名乗る人からお金に関する電話があった場合はすぐに警察署まで通報する、自宅の電話は常時留守番電話に設定するなど対策への協力を呼びかけている。