世界平和を願い 中学生たちが3年ぶり鐘鳴らす 須賀川地方ユネスコ協会

須賀川市

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    世界平和を願い鐘を撞く生徒たち

 須賀川地方ユネスコ協会「平和の鐘を鳴らそう!」は17日、市諏訪町の長松院と池上町の十念寺で行われ、平和への願いと思いを込めて市内一円に鐘の音が鳴り響いた。
 世界平和への思いを込めて1951年に1人の日本人が始めた活動を、民間ユネスコ運動の日(今月7日)に合わせて、平和を願う心を共鳴させるべく毎年実施している。
 須賀川地方協会役員と中学生有志による活動はコロナ禍の影響で3年ぶり。十念寺は須賀川一中と西袋中、長松院は仁井田中と須賀川二中の生徒が参加した。
 このうち十念寺で八木沼智惠子会長は「平和の大切さを今ほど感じていることはないと思います。この機会に平和を願い行動すること、声を上げることが大事です。世界平和を願い、今日は鐘を鳴らしましょう」とあいさつし、深谷洋和理事の先導で6つの平和宣言を全員で唱和した。
 平和宣言に合わせて各寺で6回打鐘し、世界平和への願いを響かせた。
 平和の鐘を鳴らそう参加生徒は次の通り。
 ◇十年寺▽須賀川一=松浦優香里、須田博翔(3年)▽西袋=大石悠叶、宍戸千明(3年)若月実桜(2年)
 ◇長松院▽仁井田=五十嵐玲哉、岡部妃花、鈴木うさ(2年)▽須賀川二=吉田真悠(3年)小池岳翔、佐久間大希(2年)

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