鏡石町の木賊町長 当選後初の議会説明 政治姿勢と基本理念など説明

行政鏡石町

 鏡石町の木賊正男町長は20日開会の臨時議会で、当選後初めての議会説明に臨み、「町民の幸せ実現に向け、歴代町長の思いを継承しながら、町の飛躍に全身全霊で取り組む覚悟です」と述べた。
 任期満了に伴う5月の町長選で無投票初当選した結果を受けて冒頭、「ふるさと鏡石町のまちづくりに町長として取り組む機会を与えられたことを大変光栄に思うと同時に、さらなる町の発展に向けた私への期待の大きさと責任の重大さに身が引き締まる思いであります」とした。
 政治姿勢と基本理念について、「信頼される行政を基本に、施策と事業の見える化と情報発信力の向上に取り組み、町民の皆さんとともに地域づくり、まちづくりを進めたい。さらに信頼をキーワードにスマイル(笑顔)、スピード(迅速)、シンプル(簡潔)の頭文字である『3つのS』を基本に政策運営にあたってまいります」。
 具体的には今年度スタートした第6次総合計画を基本に、安全で安心して暮らせるまち、ずっと住みたくなる魅力あるまち、美しさと快適性のあるまち実現へ新しい視点で積極果敢に挑戦すると目標を掲げた。
 また町のグランドデザインである唱歌「牧場の朝」の町として、清々しく美しいまちを次世代につなぎ、「誇りと魅力あふれる鏡石」へ郷土愛を育てるための施策を進める考えを示した。
 最後に「共に生き、共に暮らす、誇りと魅力あふれる鏡石町づくりに、鏡石中の校訓である『最善を尽くせ』を行動の基本として頑張りますので、町民の皆様のご支援、ご協力をお願いいたします」と呼びかけた。

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