全国大会に挑む須賀川選抜の選手たち チームの強みである打撃力を鍛えるバッター
「中学生の甲子園」とされる第39回全日本少年軟式野球大会に出場を決めた須賀川選抜のメンバーは、毎週日曜日を中心に鏡石中の校庭に集まり、大舞台での活躍を目指し、汗を流して練習を重ねている。
須賀川・岩瀬地方の各中学校野球部から選ばれた代表選手が集う「ドリームチーム」で、今月上旬の東北Aブロック予選を優勝し、初の全国出場を決めた。
昨年秋頃から練習をともにしている選手らの絆は強く、ときに競い合い、ときに励まし合いながら、夏の激しい日差しを吹き飛ばすような闘志みなぎる姿勢でチーム力を高めている。
練習に使うチームTシャツの背に記された「我等須賀川選抜 超攻撃野球で今日も勝利をつかみ取る」の文字が示すように、打撃中心の試合展開で勝利を目指す。
全国大会は8月22日から4日間、神奈川県の横浜スタジアムで行なわれる。須賀川選抜は大会2日目、東海代表の名古屋ドジャースと初戦を戦う。
なお保護者らは子どもたちの応援に活用するための寄付金を募っている。問い合わせは大河原勝正会長(℡090―3981―6725)まで。
登録選手と意気込みは次の通り(意気込みは24日の練習参加者のみ)。
▽薄井光悠(捕手・須ニ3年)=初めての全国でしっかり実力を出し切り勝利したい▽新妻誠曜(投手・長沼3年)▽齋藤優桜(投手・長沼3年)=ストレートを武器に勝ちきりたい▽三瓶諒人(内野手・須二3年)=送球をしっかりキャッチし、チームを支えたい▽佐藤俊佑(投手・西袋2年)▽大河原未来(外野手・稲田9年)=長打力を発揮し、また明るく元気に勝利に貢献したい▽小山涼介(内野手・長沼3年)=長打を使い、精一杯声を出して盛り上げたい▽松川怜太(内野手・天栄3年)=粘り強いバッティングを発揮したい▽二瓶元希(内野手・天栄3年)=全国のレベルは高いがチームに貢献できるよう精一杯頑張る▽大須賀隼斗(内野手・長沼3年)=力を合わせ、1勝でも多く勝ちたい▽和知颯斗(内野手・西袋2年)▽菅野拓斗(内野手・岩瀬3年)=ランナーコーチとしてしっかり指示し、選手をホームに帰したい▽矢吹駿(外野手・長沼3年)=大事な場面で1本を狙いたい▽馬場颯太(内野手・須二3年)=サードコーチャーとして役割を果たし、選手としてはイージーな打球をしっかり処理したい▽町田惇十(外野手・須二3年)=代打で起用されたらヒットを多く打ちたい▽海老沼碧(捕手・大東3年)=まずは応援でサポートし、結果が残せるよう頑張る▽海村真平(外野手・長沼3年)=チームのハツラツとした雰囲気づくりに貢献したい▽田中歩生(外野手・鏡石3年)=しっかり声を出し、1つでも多くのヒットを出したい▽城戸拓都(投手・鏡石2年)=声でベンチを盛り上げ、登板すれば1つでも多くのアウトをとりたい▽角田光翼(外野手・須二3年)=全身全霊でプレーをしたい