見頃を迎えた「つるのおんがえし」
「2022全国田んぼアートサミットinかがみいし」は、28日午後1時から須賀川市文化センターで基調講演やパネルディスカッションを開く。
鏡石町をはじめ全国各地で田んぼアート事業に取り組む17団体111人が参加し、地域間交流と技術向上などを図る。
今年のかがみいし田んぼアートは、日本を代表するアニメーションクリエーター湖川友謙さんがデザインした「つるのおんがえし」を過去最多の6色10種の稲で描き見頃を迎えている。
平成24年のスタートから10周年を迎え、町図書館4階展望室の累計観覧者数が20万人を超え、色鮮やかな巨大キャンパスが町内外から注目を集める。
当日は午前11時から見学会を町図書館で開き、市文化センターで正午から参加17団体の活動や町PR映像を紹介する。
サミットは午後1時から大会長の木賊正男町長、和田和久実行委員長らがあいさつし、田んぼアート活動の現地測量、育苗や田植えなど協力する岩瀬農業高が事例発表する。
同50分から湖川さんが「私とかがみいし田んぼアートとの出会い」、午後2時20分からビビッドガーデン社長の秋元里奈さんが「食べチョクが考える持続可能な一次産業にむけて」をテーマに基調講演する。
3時35分から「今後の田んぼアートについて~withコロナ/アフターコロナを見据えて」をテーマにパネルディスカッションする。
17団体を迎えた交流会は、午後6時から鏡石舘で開き、アトラクションで熊野神社太々神楽やサブ会場の三春町の三春太鼓を披露するほか、町内で活動する地域おこし協力隊の小柳拓未・比呂夫妻が考案の全国サミット特製抹茶ティラミスを初披露し振る舞う。
参加団体は次の通り。
JAたいせつ田んぼアート実行委員会(北海道)田舎館村むらおこし推進協議会(青森県)秋田県北秋田地域振興局(秋田県)田んぼアート米づくり体験推進協議会(山形県)「ファームパークいわえ」運営委員会(三春町)福島田んぼアートプロジェクト(いわき市)田んぼアート米づくり体験推進協議会(埼玉県)こしがや田んぼアート実行委員会(同)おひつ膳たんぼ・東京新潟たんぼアート(東京)田んぼアート菊川(静岡県)田んぼアートin樫津実行委員会(福井県)ふれあい田んぼアート実行委員会(愛知県)茶屋新田田んぼアート実行委員会(愛知県)楠地区まちづくり検討委員会(三重県)虎姫地域づくり協議会(滋賀県)うしかい田んぼアート実行委員会(同)農業組合法人田んぼアート実行委員会(鹿児島県)