学んだ知識で感動深める 月山を安全に登頂 市スポーツ振興協会

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    植物を愛でながら山頂を目指す参加者たち

 須賀川市スポーツ振興協会の夏山登山は24日、日本百名山や花の百名山の一座である山形県の月山に挑み、3回にわたる事前の「登山学」で学んだ知識でより安全な登頂を果たし、さらに高山植物などへの感動を深めた。
 道具の適切な使い方や効率的な歩き方など深く学ぶことで、より安全で快適な登山体験ができるよう昨年度から始まった。
 登山当日は受講者17人が参加し、リフト上駅から約3時間をかけて標高1984㍍の名峰を登り切った。
 途中、白く揺れるコバイケイソウや青空に映えるニッコウキスゲ、珍しいハクセンナズナなど50種類以上の山野草と出会い、事前学習で深めていた知識を踏まえて実物を観察し、植物の神秘に疲れを癒やした。
 また月山には雪が残る箇所もあり、アイゼンを履いた歩行も楽しんだ。
 山頂付近まで行くと一面はガスに覆われてしまい、眺望することはできなかったが、道中に取り組んできた地図とコンパスを使う現在地と進行方向の確認の意義を体感できるきっかけにもなった。
 帰りには山形県西川町の道の駅にしかわで温泉に入浴し、参加者同士で1日の思い出を語り合い、「また来たいね」と声をそろえていた。